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日本人はダイエットが難しい? 太りやすくやせにくい体質に注意!

女性に限らず、日本人は太りやすい民族だということをご存知でしょうか。
今、予備軍も含めた肥満症患者は約2000万人ともいわれます(厚生労働省推計)。
6人に1人が太っている計算になります。
戦後、日本の肥満が急激に増加した背景には、食生活の変化があります。
日本食は、今は健康食といわれるくらい欧米でもてはやされています。しかし、その食事が欧米化の脂っこい、高カロリー食に取って代わり、今のように肥満が増加しました。
日本人が長い間、取り続けてきた食事は、米や玄米を主食に、野菜と少しの魚、海藻、きのこ、豆、いもなどです。どれも低カロリーで、低脂肪。肥満とは無縁の食事です。
しかも食料は、豊富にあったわけではなく、少量の食事をよく嚙んで食べて、お腹をいっぱいにしてきました。
かつての日本人は、肉食中心の欧米人よりもずっと粗食に耐えてきたのです。

それが、飢餓に強い、効率の良い体の仕組みをつくりました。つまり、動いてもあまりエネルギーを消費せず、少しの食事でも耐えられる体質です。
言い換えれば、脂肪をためやすい、太りやすい体質を持っているということです。これは科学的にも証明されていますので、次項以降で詳しく見ていきましょう。

※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」(2014年)をWebにて転載したものです。


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