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メディケアコラム

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ダイエット中の上手な水の飲み方

汗をかく夏は2リットル、冬でも1リットルは水を飲みましょう。
私たちは、汗ばむ季節でないときでさえ、就寝中にコップ1杯分の汗をかくといわれて
います。まして、日中の活動時には、水分が足りなくなると、さまざまな問題が起こって
しまいます。
また、水は、飲むタイミングを身に付けておくことが大事です。
その第一が、出たときに補給する、という考え方です。夏場などは、汗をかいたら、
その分を補給します。入浴前に、水を飲むと、汗が出やすくなって、代謝が良くなります。
夜、寝る前にコップ1杯分を飲んでおくというのもおすすめです。
朝もコップ1杯の水を飲むと、胃腸が働き始めるので、朝食がとりやすくなります。
水は細胞内や血液、リンパ液の成分として、体の隅々まで栄養素を運ぶ役割を果たします。
同時に、老廃物を排泄するために運ぶのも水の大事な仕事です。
体内で水が不足してしまうと、この働きが弱まってしまいます。栄養素が行きわたらない、
老廃物がいつまでも留まっている状況は、決して良くありません。健康のためにも、
適量の水は欠かせないのです。
ダイエットのためには、水を飲むタイミングに気を付けてください。
特に、食事のときには、水分を上手に摂ることが大事です。
食事のときには、味のない水分を飲むことで、血液内の塩分濃度を下げる働きがあります。
外食をすると、いつも以上にのどの渇きを覚えるという人も多いのではないでしょうか?

多くの飲食店では、どうしても味が濃くなりがちです。居酒屋などのメニューを見れば、
いかの塩辛や干物、チーズなど、塩辛いメニューが並びます。つまり、塩分濃度が高いので、
水分を摂ることがいつも以上に大切になります。

もう一つ、水分が足りないことで起こるのが便秘です。消化吸収の終わった便が、腸内
に長くあるために、さらに水分が抜けて固くなり、排便しづらくなってしまいます。
その一方で、水を飲み過ぎると、食べ物をあまり嚙まずにのみ込んでしまうので、よく
ありません。料理の中にも水分はありますから、これによって消化酵素が薄まると、胃に
負担がかかります。
こうした習慣性の便秘を改善するためには、朝・昼・晩と、今までよりも水を飲む回数
を増やしていきましょう。即効性はありませんが、生活習慣を変えることが、最終的には
一番の近道です。


※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
 (2014年)をWebにて転載したものです。

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