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血液検査項目の内容 検尿・腎機能・便検査編

 前回は,「血圧測定・心臓」の項目についてお話ししました。数値が高くても低くても,身体には良くないことが解っていただけたと思います。

 それでは,今回は,「検尿」「腎機能」「便検査」のお話しをいたします。

 最初は,「検尿」です。
 この検査で分かるものは,「尿糖」です。そのため,検査結果通知には「尿糖」と書かれていることも多いのです。摂取した糖が,正常に代謝されているかを診断します。尿にブドウ糖が含まれていると,腎臓の濾過機能に障害があると診断されます。
 基準値は「(-)」(マイナス)です。この基準値外だと,糖尿病,急性膵炎,慢性膵炎,腎性糖尿,腎臓障害などなどが疑われます。

 次は,「腎機能」です。
 この検査で分かるものは,「尿酸値」です。プリン体の代謝老廃物である尿酸の生成量と排泄のバランスが崩れると,高尿酸血症になってしまいます。また,結晶化した尿酸が痛風発作を起こします。
 基準値は「2.1~7.0mg/dl」とされています。この基準値が高いかたは,高尿酸血症(痛風),尿路結石などが考えられるため,注意が必要です。

 最後は,「便検査」です。
 この検査で分かるものは,「便潜血反応」です。肉眼では判らない潜血もあるので,定期的に検査することが何よりも大切になってきます。
 基準値は「(-)」(マイナス)です。この基準値外だと,消化器の腫瘍や炎症,大腸ポリープ,食道がん,大腸がん,痔などの疾病が判明することもあります。

 いかがでしたか?
 「検尿」と「便検査」では,両方とも基準値が「(-)」(マイナス)です。ということは,「(+)」(プラス)になってしまったら,要注意だということがわかります。
 また,腎機能は,多くのかたが心配しがちな「痛風」に関連してきますので,こちらも注意が必要ですね。

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