メディケアコラム

酸性食品とアルカリ性食品

 この2つの食品
どの食品? と思うかたもいると思います。
詳しく見てみましょう。

 まず酸性食品 肉、魚、卵、乳、砂糖、穀類 これらの食品になります。
酸性を示すミネラルとして 塩素、リン、硫黄
 アルカリ食品は 野菜類、果物類、海藻類、キノコ類 これらの食品になります。
アルカリ性を示すミネラルとして ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム

 さらに食品として分けて見ると
酸性は、主に動物性の食品 アルカリ性は、植物性の食品になりますね。
現代の食生活は欧米化となっており、これを見ると 酸性食品に偏っていることがわかりますし、アルカリ性食品は不足しがちになっているのです。

 食事内容で偏りは左右され、酸性食品に傾きすぎると、高カロリー、高脂肪の摂取 、また骨密度の低下や心血管疾患のリスクが高まると言われています。
つまり酸性食品に偏ると、生活習慣病につながるのも納得できますし、アルカリ性の食品が不可欠というのがわかりますね。 アルカリ性の食品が健康維持の助けになるのもわかりますね。

 骨粗しょう症にも深く関係していて、砂糖や動物性食品に偏った摂取は骨密度の低下に繋がると考えられ、骨粗しょう症の予防の為に、アルカリ性食品の積極的な摂取は必要です。
実際、ラットの実験で砂糖多く与え続けたら骨密度が低下したとのこと! また閉経後の女性に、体内の酸を中和する量のアルカリ食品を摂取したところ骨形成が見られたそうです! 結果、野菜や果物の摂取量が多いほど、骨密度が高いそうです!

 ちょっとした豆知識ですが、よく疑問に思われる『酢』 これはどちらの食品だと思いますか? 食品としては酸性を示しますが、体内に取り込むことで成分が分解された後、アルカリ性のミネラルが残ることで、ズバリ! 答えはアルカリ食品なのです!!

 食品はなぞなぞができてしまうくらい、謎が多く、知れば知るほど面白いです!

食べることだけで終わらせるのではなく、その食品の知識を知ることで、より食事を楽しめるのです!

日常の食事や、ダイエット時でも意識して酸性食品とアルカリ食品を偏り無く摂ることでバランスの良い食事、健康維持に繋がるということです。

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