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血糖値が上がる原因

ストレスがあると血糖値が上がる

血糖値というのは、炭水化物や糖分を摂ったときに上がりますが、
食べなくても血糖値が上がるときがあることがわかったそうです。
というのは、ストレスがあると血糖値が上がるというものです。
 
食後に血糖値が上がるのは、消化によって炭水化物が
ブドウ糖などに変わり、それが吸収されて血液中に流れるから。
 
ところがストレスを感じたりする場合、ブドウ糖が必要になるので、
インスリンが血糖値を上げるスイッチも入れます。
 
このブドウ糖がどこから来るかというと、実は肝臓からでてくるんです。
ところが肝臓が正常でないと、太ってなくても高血糖状態になります。
 
肝臓というのは、ブドウ糖を蓄えて血糖値をコントロールしているところです。
 
ブドウ糖が肝臓に溜まってくると、
インスリンはブドウ糖2単位を脂肪1単位にまとめて、
ブドウ糖を蓄えるスペースを作る。
 
さらにそのスペースが埋まってしまうと、
内臓脂肪などのカタチで糖分を蓄えるという事になります。
 
つまり
  1. 糖分を肝臓に蓄える
  2. さらに糖分が増えれば、肝臓で脂肪に作り替える
  3. 肝臓が脂肪でいっぱいになったら内臓脂肪などで蓄える
という順序で、人間の身体は糖分を蓄えるわけです。
 
なので、
太っていなくても肝臓が脂肪肝になっていれば、高血糖状態になってしまうと言う事なんですね。
 
そして肝臓以外にも、一時的に脂肪を蓄える部分があります。
それはどこかというと、筋肉です。
 
高カロリーの食事を続けると、脂肪は肝臓に溜まり、
そのあと筋肉の中にその4倍ほどの量が蓄えられるといいます。
 
ブドウ糖や脂肪が肝臓に溜まるのは、すぐに使える状態にしておくため。
その次に筋肉に溜まるのは、筋肉で使えるようにするためです。
 
つまり脂肪肝ならぬ、脂肪筋になっているわけ。
 こういう状態になると、いつ高血糖になるやも知れないリスクがあります。
 コレを予防するには、1時間の有酸素運動が必要です。
歩く程度の速度のスロージョギングで、脂肪筋の脂肪を減らす事ができます。
 
低脂肪食と、1時間の有酸素運動を十日ほど続けると、
肝臓や筋肉の脂肪を10%減らせるということなので、
いかに日常の軽い運動が健康に良いかってことになりますね。
 
 

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