メディケアコラム

【いつも満腹まで食べる人の20年後が危ない!!~サーチュイン遺伝子と腹八分目の大切さ~】

 ダイエットをしているのに、「一度食べると止まらない」「満腹になるまで食べないと満足できない」という理由で、なかなか【腹八分目】で、食べることを止めることができないかたも多いかと思います。
 
 その、満腹まで食べる行為を常に続けていると、将来的にとんでもない事になるという研究結果が!!
 
 
 米ウィスコンシン大学が行なった研究です。
 サルを20年間飼育し、片方には十分な餌を、片方には通常の7割の餌を与えました。その結果は上の写真をご覧ください。
 
 左側が十分な餌を与えられたサルで、右側がカロリー制限されて育ったサルです。
 左側のサルは体毛も抜け落ち、背骨は曲がり、肌にはハリやツヤがありません。それに対して右側のサルは体毛がしっかりと生え、背筋もピンとして、顔つきも凛々しいです。これは、右側の猿にサーチュイン遺伝子の効果が発揮された結果なのです。
 
 
【ダイエットやアンチエイジングに効果的なサーチュイン遺伝子】
 
 このサーチュイン遺伝子とは、体内で重要な役割を担っているタンパク質のことで、この遺伝子がONになると細胞内で指揮者のような働きをし、およそ百にも及ぶ老化要因を抑える効果があると考えられています。

 つまり、サーチュイン遺伝子を活性化することができれば最強のアンチエイジングと言うことができるでしょう。
 
 また糖尿病や動脈硬化の予防や改善にも効果があり、さらに脂質の代謝アップにも効果があるのでダイエットにも有効だと言われています。
 

サーチュイン遺伝子を働かせる方法は?


①腹八分目に抑える
 サーチュイン遺伝子は満腹状態では作動しない、という特徴があります。腹八分目に抑えることで次の食事までに適度な空腹の時間が訪れ、その時間がサーチュイン遺伝子の働きを良くしてくれます。ですから、まずは腹八分目を目指してみましょう。
 
②間食はなるべく控える
 間食は控えるようにして、空腹の時間を長く保ちましょう。しかし、だからといって欠食はダイエットに逆効果の場合もありますので注意しましょう。

③食べる時間は遅くとも夜8時までに食べる
 夕飯を早めにとることで、翌朝の食事まで空腹時間を長くとることができます。その間にサーチュイン遺伝子が活性化します。
 
 
 ぜひ皆さんも上記の3つをお試しになってみてくださいね。とはいえど、頭ではわかっていてもなかなか実行に移せないかたもいらっしゃいます。そんなときは、どうぞ初回無料カウンセリングにお越しくださいね。脳のメカニズムについてもお話しいたします。
 
初回無料カウンセリングはこちら←

過去の記事

全て見る