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メディケアコラム

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頭でなく体で「カロリー収支」を覚えるから理想体重を保てる

  この章では、食事法を学んだあとのダイエットの仕方や、ダイエット成功後、
リバウンドをしないためのコツや、ダイエットに成功した方々の話を紹介していきます。
  まずは、食事法を学んだあとのダイエットの実践について。
実際に、ダイエットを実践し栄養素やカロリーについて学んだら、まずは、3カ月実践
してみてください。
  その際、忘れてはいけないのは、毎日体重計に乗って体重を量っていくこと。そして、
必ずそれを記録します。
記録したら、自己分析をします。例えば、週末は必ず体重が増えているとすれば、何を
食べどんな週末を過ごしたか、思い出してみるのです。一日中どこにも出かけずに、
ゴロゴロと過ごしていたとすれば、体重が増えて当然です。
  人によっては、生理前に必ず体重が増える人もいます。

 そうやって、自分の食と生活と体重を毎日見ていくと、自分の中で変化が表れます。
自分が消費するエネルギーと、食べるエネルギー(摂取するエネルギー)の量が、徐々
に分かってくるのです。つまり、消費カロリーと摂取カロリーの収支が分かってくる
ということです。食べる量をどれくらいにすると、体重がどれくらい減り、逆にどれくらい
食べると増えるのか、体が覚えてくれています。
  自分に必要な食事の量が分かりますから、必要以上は食べなくなりますし、もし食べ過
ぎたとしても、「昨日は多く食べ過ぎちゃったから、今日はちょっと控えめにしよう」と
思えるようになるのです。
  体質が変わってダイエットに成功した人の中には、「私は、かつては太りたくて、
太っていたんですね」という方もいます。
  過去の自分の食事を振り返って、太って当たり前の食生活だったと気づくことができた
証拠です。ここに気づくことができれば、しめたもの。自分の食生活に対する自覚が
しっかりできていますから、ダイエットは長続きします。

※この記事は、メディケアダイエット代表岡田眞の著書「太らない体質は食事がつくる」
 (2014年)をWebにて転載したものです。

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